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執筆者の写真石田敦也

HONDAとNTTの勤務体系

更新日:10月19日


HONDA

HONDAとNTTの勤務体系


日経デジタル版に対照的な記事が出ていました。


一つは、先月HONDAが国内全部署で原則出社、もう一つは、今日NTTが社員の半分をテレワークにする。


HONDAとNTTの勤務体系が全く逆の内容です。


まず、HONDAの記事を解説すると、ワクチン接種が進みコロナが落ち着いてきたので、原則出社してもらい、社内のコミュニケーションを活性化し、事業の成長に繋げたい。


ただし、強制ではなくテレワークは状況により活用していく。


NTTは、居住地は全国どこでも自由に決められ、自宅かサテライトオフィスでテレワークし、出社の必要がある場合は出張扱いとし飛行機での出社も認める。


これにより、優秀な人材の確保を目指す。


どちらの企業も事業を成長させる為に、考えに考えて出した結果が、真逆って本当に面白いですね。




【大丈夫か?HONDA!】



この対照的な記事2つを見て、まず、僕が思ったことは、


いま令和の世の中で、能力の高い人材やインフルエンサーには圧倒的にオタクが多いと言うこと。


ITやゲーム業界にも、社交が苦手でコミュ障な人が起業した会社は多いです。


僕の大好きな、スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアック(アップルの創業者)も典型的な重度のオタクです。


AIやメタバースがどんどん進化していく、この先の時代の人材は、今までオタク扱いされていた若者たちだと言うことを理解していないのではないかと、少し大好きなHONDAが心配になってしまいました。


そもそも、本田宗一郎社長自身がオタクの神様のような人だったではないか!


世界有数のエクセレントカンパニーの社長がアロハシャツを着て、どこへでも行ってしまう、とんでもない人だったのに!


優秀なオタク社員に、昭和の大家族的な会社生活をさせては能力は発揮できないし、そもそも入って来てくれないと僕は思います。


人の道にはずれるような行為だけは認められませんが、優秀な人材にはオタクな人が多いことは押さえておかないといけないと思います。


僕ら昭和の時代に育った人間の理想的な社会人像を、いまでも引きずっていてはダメですよね。


オタクやコミュ障は個性です。


みんなが顔を合わせて一つのものを作りあげることの重要さは十分理解できますが、オタクやコミュ障にも働き方の配慮をして欲しいと言うことです。


同じ目的の為に、まったく逆な方法をとるHONDAとNTTですが、結果はどうなるか楽しみですね。







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