ここ最近YouTubeを見ていて、印象に残った人を紹介します。
そして、この人たちには共通点がありました。
それは3人とも、現場が大好きとと言うことです。
一見、時代の流れと逆行しているのですが、意外にじりじりと成果を出してきています。
僕も、見習わなきゃと思った次第です。
まず1人目、田口愛さんです。
大学受験に2度失敗し奮起して、ガーナでチョコレート作りを始められた方です。
ガーナで高品質カカオでチョコレートを作り、日本で販売し現地の農民の方の所得を上げて行くと言うビジネスです。
日本とガーナを行き来して、カカオ豆の収穫を手伝ったりもしています。
チョコレート工場を作る時、作業に加わり悪戦苦闘している様子が動画に出ています。
マラリアにも何回もかかり、それでも帰国しないでがんばり続けたメンタルはたいしたものです。
HPを確認しましたが、全部売り切れでした。
「マーハチョコレート」
ガーナの人々とカカオ豆を、とても大切にする現場主義の田口愛さんでした。
2組目は、
BABYMETALです。
ELECTRIC CALLBOYとコラボの、「RATATATA」が全米ビルボードのハードロック部門で1位になりました。
いつも通り、国内ではあまり報道されていません。
デビューから10年くらい経つんですが、とにかくライブがメインの現場第一主義を貫き通しています。
欧米ではそこそこ知名度はあるので、スポンサーをつけてもっと稼げる方法はあると思うのですが、絶対にしません。
古き良き時代の日本的な商いを、現代でも続けています。
虎屋の和菓子みたいな、3人なのです。
最後は、この人です。
そうです、本田宗一郎社長です。
トヨタが「カイゼン」なら、ホンダは「ゲンバ」です。
記者の前でも平気で、「おれは経営はできないから、藤沢にまかしている!」と言って放つすごいひとです。
いまの経営者がそんな事を言ったら、翌日の株価は大暴落です。
でも本田社長は、だれが何を言おうと、オイルだらけの手でスパナを握りしめていいる方が好きな人です。
この成功者の3人はとても現場を大事にしていて、お客さんやファンを喜ばせることに情熱をかけています。
効率を重視するアメリカ的な企業が注目されがちですが、地味にじわじわ順位を伸ばして行くのも意外によくないですか?
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