神戸市には家の解体補助制度があり、60万円を上限に補助金が受け取れます。
ご自宅の解体を予定されている方は、ぜひ検討してみて下さい。
この「老朽空き家等解体補助制度」がどのようなケースで使えるか、詳しく説明していきます。
◆神戸市解体補助金を受けられるケース
昭和56年5月以前に着工された神戸市内にある家屋で、次の条件のどちらかを満たす家屋を解体する家屋の所有者が補助の対象となります。
1.空き家の場合
家屋に一部腐朽・破損があること
2.居住している又は、一部腐朽・破損のない空き家の場合
幅員2m未満の道路のみに接する土地の上に建つ家屋等、又は面積60平方メートル未満の土地の上に建つ家屋等
注意点:●家の解体工事契約・着手前に申請しないといけません。
◆補助金の額
解体工事費用の3分の1以内かつ上限60万円
ただし、解体する家屋が一部腐朽・破損のある空き家で、かつ以下のいずれかに該当の場合、上限100万円です。
1.道路幅員4m未満の道路(建築基準法第42条第2項、第3項に限る。)又は通路のみに面する場合。
2.延床面積100平方メートル以上で3戸以上の共同住宅
今年度の申請期限は令和6年1月30日までです。
◆相談・申し込み窓口
この制度に関する相談・申し込み窓口は、
すまいるネット老朽解体補助専用ダイヤル(078-647-9969) 予約制です。
受付時間 10:00~17:00(水曜・日曜・祝日 定休)
◆まとめ
自宅の売却や建て替え等で家の解体を検討されている方は、解体工事前に、ぜひ一度神戸市の「すまいるネット」に相談下さい。
要件によっては最大で100万円の補助金を受け取れることができます。
今年度の申し込み期限は迫っていますが、ここ数年毎年延長されているのでこまめにチェックして下さい。
相続登記をしていない場合なども、手続き方法を教えて頂けるので、とりあえず連絡して窓口に相談にいきましょう。
建築・解体工事の価格が上がっていますので、神戸市の解体補助金制度を上手に活用していきましょう。
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