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執筆者の写真敦也 石田

『さとりをひらいた犬』

更新日:10月24日


さとりをひらいた犬



主人公の犬「ジョン」が、旅を進めていく途中でいろいろな仲間の動物と出会い学び、悟りを開いていくと言う、素敵な旅の物語なんですが、


読み進めていくにつれ、心が洗われていきます。


とってもいい物語なので、おすすめです!



個人的に本の中で特に印象に残っているところは、


恐怖は自分の頭の中で創り出される幻想にすぎない」


これは、恐怖は現実ではなく頭の中で創られた幻想なのだから、恐れなくていいんだ、勇気を持って戦おう!、のところがカッコ良かったですね。


もうひとつは、


「大いなる存在はありとあらゆるものに分離し、ありとあらゆるものになりました」


大いなる存在は、宇宙のことを言っているんでしょうね。


もともと、すべての物はひとつのものから生まれてきた。


またもや、「THE ONE」が出てきました。


KOBAMETALは、仏教の教えから「THE ONE」のアイデアを考えついたのかもしれませんね!


さいごに、


「ほんとうの自分の魂の声を聞き行動していく」


この物語のメーンテーマです。


正直とてもむずかしいので、1回読んだだけではなかなか理解できないです。


何回も読み直そうと思います。


物語の最後に空も山も草原も境界線がなく、ひとつになっていく光景が描かれているのですが、ここは感動しますよ!



以上、最近読んだ本でおすすめの【さとりをひらいた犬】でした。




「THE ONE=メタルダンスユニットのBABYMETALが掲げる、ヘヴィメタルで世界をひとつにすると言うスローガン」








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