神戸市の広報誌で見つけたんですが、生ゴミを土の中に埋めて微生物のちからで分解処理するキエーロと言う処理装置を無料で配布しているようです。
この「キエーロ」調べてみると、意外に優秀であることを知りました。
まず、電気などのエネルギーは全く使わないため、ランニングコストがかかりません。
そして、生ゴミは微生物のエサとなるため、土はほとんど増えません。
その土には、チッソ・リン酸・カリウムなどの栄養素が残り肥料として再利用可能です。
ゴミを減らすことができエネルギーも使わず、最後は肥料として使えると言う、完璧なSDGsなのです。
処理出来る生ゴミは、廃油・魚の骨内蔵・野菜くず・卵の殻・果物の皮などです。
ただし、弱点もあります。
それは、気温が低い冬です。
気温が低いと、どうしても微生物の活動が鈍くなり、分解速度が落ちてしまいます。
生ゴミは水分を多く含んでいるので、焼却するときには多くのエネルギーを必要としますが、土に戻すのであれば環境への負荷も弱く地球にやさしいので、どんどん広まって行ってほしいですね。
「キエーロ」の詳しい作り方はYouTubeをご覧下さい。
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