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執筆者の写真石田敦也

不動産を利用したマネーロンダリング



ポール・マナフォート 事件

ポール・マナフォート 事件を覚えていますか?

トランプ大統領の選挙対策本部長だったポール・マナフォートがマネーロンダリング をしたのではないかと疑いをかけられた事件です。

この資金洗浄に不動産が使われていたようです。

映画みたいで凄いですね。

どんな方法で資金洗浄したか知りたかったのでちょっと調べてみました。


マネーロンダリングの方法

まずマナフォート氏は元ウクライナ大統領から多額のお金を受け取った。

このお金を国税庁に申告せず、オフショア口座(海外口座)に移す。

そしてこのお金で不動産を購入する。

今度はこの不動産を担保に融資を受ける。

つまり元ウクライナ大統領からもらったお金を不動産に換え、またお金に戻すと言う資金洗浄を行なった。

こう言う疑いをかけられています。

ハリウッド映画並みの巧妙な手口です。



自分の持っている不動産を担保にお金を借りているので、バレないと考えたんでしょう。

なかなか賢い方法ですね。



こんなことも影響したのか、日本でもマネーロンダリング防止の為に、疑わしい不動産取引に本人確認が義務付られました。



また、所有者を装い地面師などの詐欺事件もありました。



特定の取引でなくても、本人確認の為の身分証明証の提示は売買賃貸契約に関わらず求められます。



契約時には必ず二つ以上の身分証明証を持参するようにして、売主買主・貸主借主ともに安全な取引をすすめていきましょう。



以上、不動産を利用したマネーロンダリングについてでした。

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