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執筆者の写真石田敦也

収益物件の火災保険

更新日:9月30日

鈴蘭台駅前|神戸市北区

不動産売却のダイヤモンドコンサルティング


先日、うちにも火災保険の更新の書類が届きました。

自宅用、投資用に限らず不動産の物件を持っている方なら、みなさん加入していると思います。

ほとんどの方が営業さんにお任せで、その内容は詳しく理解していないと思います。

収益物件の火災保険は賃貸経営の自然災害リスク等をカバーしてくれる大切な商品です。

もし保険に加入していなければ、修繕費用を全て自費で支払わなければいけません。

自己資金にかなり余裕がないと難しいですね。

基本保証だけでなく、オプションの補償も検討して加入しておくことをお勧めします。

大家さんのための、収益物件火災保険の仕組みと補償内容について簡単に解説します。



火災保険

収益物件の火災保険

【基本補償】

✅火災・落雷・破裂・爆発

 火事・かみなりで破損・ガスで爆発した等の補償。

✅風災・雹災・雪災

 台風やひょう・雪による被害の補償。

この2つが基本補償となります。

オプション特約

✅水災

 河川の氾濫・土砂災害による物件の被害を補償。

✅水濡れ

 給排水設備の事故の補償。

✅外部からの物体落下等

 台風などで物が飛んできた・自動車が突っ込んできた等の事故の補償。

✅盗難

 泥棒が侵入して窓ガラスなどが損傷した場合の補償。

✅汚破損・不測かつ突発的な事故

 いたずら等により建物に損傷を負った場合の補償。

✅施設賠償・建物賠償

 管理上で入居者にケガを負わせた・入居者の財物に被害を与えた等の補償。

✅臨時費用

 仮住まい費用・片付け費用・治療費等に利用できます。

✅家主費用

 室内での孤独死等の損失・改装費用の補償。

保険会社により異なりますが、主にこのような特約です。

 

まとめ

上の中から検討して特約を付けていきます。

特に、水漏れ・施設賠償・家主費用特約は加入しておいた方がいいですね。

被害時の損害額が結構多額になりますし、水濡れなどは頻度も多いです。

また、河川や崖が近くにないようであれば、水災は加入しなくてもいいでしょう。

特約に加入すると金額が上がってきますので、物件の地理的要因や入居者の年齢

属性を考えて決定するようにしてください。

火災保険を上手く活用して賃貸経営のリスクを軽減していきましょう。

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