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執筆者の写真石田敦也

家の一括査定サイト【不動産査定の注意点】

更新日:10月12日

神戸市北区‖鈴蘭台駅前

不動産売却相談はダイヤモンドコンサルティングへ


不動産査定

家の一括査定サイト

査定金額【悪徳業者の手口】


家の売却を検討中の方は、Googleで不動産売却についてよく検索するのでブラウザーのサイドに家の一括査定サイトの広告が出ていると思います。


家の住所や広さ・構造などを入力すると複数の不動産会社からメールで査定金額が送られてきます。


自分で不動産会社巡りをしないで済むので、とっても楽でいいですね。


ただプロの不動産屋からひとつ注意点があります。


それは一括査定の場合、一部の悪徳業者は実際の売れるだろうという査定金額に上乗せして、売主に猛アピールして物件の獲得競争をしていると言うことです。


具体的に言うと、過去の取引事例等から大体3000万円くらいで売れるだろうと言う計算結果が出ても、専任媒介を取りたいので3500万円くらいの査定金額を提示してしまうと言うことです。


この500万円前後を盛った全く意味のない査定書がサイバー上を飛び交います。


エンドユーザーは詳細な不動産売却情報がないので、この実際売れる金額を乖離した盛った査定金額に惹かれて連絡をしてしまいます。


この後は3ケ月の媒介契約を経て、不動産業者から価格引き下げ(適正価格)が行われます。


つまり真の査定金額の3000万円に価格変更して、再度売り出しを行います。


当然僕らの査定金額は目安で100%ではありません。


売主に説明し相談の上、「3000万円くらいの査定金額ですが、現在この地域は売れ行きも良く少し強気の3300万円くらいから始めて見るのもいいと思います。」っと提案することは問題ないと考えています。


問題は絶対に売れないとわかっている査定金額を売れるかのように提示することです。



業者の選び方


不動産一括査定サイトには、以上のような方法を使ってくる悪徳業者もいると言うことは理解しておいた方がいいでしょう。


そこでプロの不動産業者から家の査定一括サイトのおすすめな使い方を提案します。


まず数社から査定金額の連絡が着いたら、下位3社に注目します。


下位3社の査定金額はそんなに差はないと思います。


つまり正確な査定金額だろうと予想でき、信頼できる不動産業者である可能性が高いです。


この3社とコンタクトを取り、対応や知識などから総合判断して売却を依頼する不動産業者を選んで下さい。


そして、「特に急いでいないので、査定金額より少し高めでお願いしますっ!」っと言って下さい。


高めの金額については、不動産業者のアドバイスを聞いて決めていけばいいいと思います。


ただし下位3社の中に買取業社がいる場合は除外して下さい。


買取業社は再販目的の為、査定金額が極端に低くなるからです。


以上が不動産一括査定サイトの上手な使い方です。


査定金額で売れる保証は無いと言うことを十分理解しておいて下さい。


この記事は宅地建物取引士のダイヤモンドコンサルティング石田敦也が作成しました。











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