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執筆者の写真石田敦也

減価償却を調整して利益を平準化する




大家さんで法人にしている方は、減価償却を調整して利益をならすことが可能です。


特に賃貸専業で収入を安定させたい方にはおすすめです。


仕組みをわかりやすく説明していきます。




任意償却



法人の減価償却費は償却限度額以下であれば、自由に調整できます。


なので、法人の大家さんであれば、物件購入時の借入期間に合わせて償却していくことで、所有期間中の手取りを平準化して安定させることが出来るのです。


最大限に減価償却を使う方法よりもキャッシュフローが安定し資金繰りがしやすくなります。




支払利息と減価償却費のバランス



支払利息は基本的に年々減少していくので、これに対して減価償却費を増やしていき、支払利息+減価償却費を一定額におさめていきます。




上の図のように、支払利息+減価償却費の合計額を一定にすることで利益を平準化していきます。


計算の方法は、支払利息と減価償却費の合計を借入期間で割ってだします。


すると1年間の合計額が出るので、そこから支払利息合計を引けば、その年の減価償却費が出てきます。


減価償却費はキャッシュの動きはないので、キャッシュフローは下の図のようになります。




実際には、退去や修繕費がかかってくるので、完璧な平準化にはなりませんが、大きな変動は抑えることが出来ます。


賃貸が専業の大家さんは、手元に残るお金がある程度一定するので、生活が安定させられます。


このように、法人の減価償却はコントロールすることが出来ますので、専門家と相談して利益を平準化することも検討してみてはいかがですか。


神戸市北区の鈴蘭台近辺に賃貸マンション・アパート・貸家・駐車場をお持ちの大家さんで、お困りのことがあれば、お気軽にご相談下さい。


















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